葬送のフリーレン コミックスも読んで

久しぶりに熱中して観てる気がする、葬送のフリーレン。

 

原作漫画の存在も知らなかったけど、アニメを見たらえらいハマってしまい、コミックスも買ったし、サンデーも買ってしまった。先日発売のコミックスがサンデー連載の直前までだったので、現在確認可能なストーリーを追いきれて満足している。

 

さて、先週まで連載されていた過去編を読んで、少し解釈が変わった発言があったのでメモしておきたい。

 

それはハイター、アイゼンの「勇者ヒンメルならそうした」である。

 

これはどちらも、それぞれフェルン、シュタルクを育てたことに関する台詞である。当初は、ヒンメルなら人助けたくさんするよな!ってことだと思っていたし、そのニュアンスがないわけではないと思う。

ただ、過去編でフリーレンはかつての仲間に「旅をしている仲間ができたこと」と「ハイターとアイゼンがいい仕事をしたこと」を伝えていることが引っかかった。これを過去のハイターとアイゼンが知ってしまったことはかなり大きいのではないかと思う。

 

自分は神の視点にいるので簡単に繋がるだけで、実際ヒントとしては拙いかもしれない。しかし、特に作中のハイターは常軌を逸して察しがよく、想像力がある。自身は聖職者のため結婚はしないはずなのだが、そんな自分に魔法使いの子供ができることを想像したりもできるくらい思考が柔軟だ。

 

もし仮に、自分達が未来に弟子や養子のようなものを取ることを予見していたとしたら、「ヒンメルならそうした」は、「ヒンメルならフリーレンの楽しそうな未来のためにそうした」に置き換わってしまうのではないかと思った。

 

特に言及がなければ、従来通りの受け取り方でいいと思うが果たして。